珍味・和え物・料理素材
ほかにはない唯一の献立 オリジナルの味
弊社は創業当時「珍味製造業」と自称しておりました。それは製造品目が他社にはない独自性の強い製品を多く製造していたからです。じゅんさい、なまこ、山桃、子持ち昆布、あみ茸、いちじくなどの加工品です。それらは長きに渡ってプロの調理人の方々の支持を得て今日に至るまで製造を続けています。これからも守っていく味と新たな味を創出することを怠りません。
■珍味・和え物・料理素材 製品一例
じゅんさい
清らかな水からの贈り物
じゅんさいは沼や池に自生するスイレン科の多年生植物で、きれいな水にしか適正しません。茎は水中を長く伸びて葉が水面に浮かんでいます。食用となるのはまだ葉が開ききっていない水中の若芽や若葉です。寒天のようなヌルヌルしたゼリー状物質に覆われているのが特徴です。
じゅんさいの歴史は古く、古名の「沼縄(ぬなわ)」は夏の季語として使われていました。「古事記」に登場するなど多くの書物や漢詩にその名を見つけることができます。
■じゅんさいの成分
じゅんさいを覆うゼリー状物質(通称ヌメリ又はヌル)を構成する多糖類には食物繊維としての機能性が期待されます。じゅんさいの食物繊維は水溶性であるため、整腸作用、腸内浄化作用、過剰栄養の吸収抑制、食餌性コレステロールの効果作用などの高い機能性が期待できます。またじゅんさいにはポリフェノールが比較的多く含まれていることが明らかになり、抗酸化性が期待されます。
■じゅんさいの召し上がり方
順才といえば吸い物に浮かべたり、酢の物にして食べるのが最も一般的です。食感もさることながら、その喉ごしを楽しむ食べ物です。東北地方ではみそ汁に入れたり、大葉は鍋の具材にして日常的に家庭でも食べられています。
※じゅんさいは春から初夏を告げる季節の食材です(旬5月~8月)
■じゅんさいの加工
当社のじゅんさいは独自製法により、じゅんさいの命とも言えるヌルがたくさん付着しており、またそれが賞味期限到来の日まで持続します。
受け継いだ味を守り、そして新しい味を創ります!