Equipment and Processes
設備と製造プロセス
サンコー株式会社の製造・3つのこだわり
誠実に、確実に、確かな技術によって
安心して召し上がれる製品を作ります
安全・安心であることは何よりも優先されると考えています。その為に品質管理の手順や考え方には終わりや完成はなく、常に改善していくべきものと思っています。最善の設備機械を導入し、従業員への指導・教育、定期的な講習会を通してより良い工場、より良い製品作りをして参ります。
■おせち専用加工ルーム
明るくて清潔、ドライで衛生的な加工ルームです。
■殺菌用微酸性電解水「ピュアスター」を使用
サンコーでは機械設備の洗浄、従業員の手洗い、原材料の洗浄に至るまで微酸性電解水「ピュアスター」にて殺菌を行っています。ピュアスターは森永乳業様が長年の知見を基に開発された装置で、全国の自社工場でも使用しているとのことで、とても殺菌力が高く安全で信頼度の高い装置です。サンコーでは大型タンクを設置し、工場内8か所にピュアスター生成水が出る蛇口があり、殺菌処理に常時使用しています。
ピュアスターは、塩素系殺菌料としての有効成分である次亜塩素酸を電気分解で作り出し、一定した低い塩素濃度と微酸性に調整しながら、連続的に出水する装置です。食品添加物の指定を受けるほどの安全性と効率的な殺菌が可能です。
食中毒菌全般(O157やサルモネラ、黄色ブドウ球菌)のほか、ノロウイルスや細菌の芽胞にも効果があり、アルコールや次亜塩素酸ナトリウム溶液(食品添加物)と比較し有効です。
■紫外線とオゾン殺菌装置で安全性を向上
昼は紫外線で、夜はオゾンで殺菌を行います。除湿器は昼夜、常時使用し、除湿をしてカビ等の発生を抑えています。
■陽圧で外気の流入防止
「陽圧」による外気流入防止措置を講じてあり、飛来虫、粉塵、細菌の流入を抑制しています。
■微生物検査・トレーサビリティの確保
自社品質管理室にて製造ロット毎の微生物検査を実施し、出荷基準適格品であることを確認した後に出荷を致します。また機械・設備の定期的な拭き取り検査、落下菌検査を実施し工場内を監視しています。従業員には抜き打ちによる手指の拭き取り検査を実施することで緊張感を持って作業に当たってもらっており、衛生観念を高めることに努めています。各種記録簿への記入と管理も徹底し、トレーサビリティを確保しています。
■プロトン凍結機 電磁波と磁石による凍結
次世代の凍結方法であるプロトン凍結とは電磁波と磁石を使った特殊な凍結方法で、食材の持つ鮮度・食感を保持し、解凍時のドリップを抑制します(ドリップが出ません)。いわゆる緩慢冷凍との差は歴然で、食材のおいしさを閉じ込めることができる先進の凍結方法です。
■プロトン解凍機 低温高湿度による解凍
プロトン凍結で得た知見を基にした解凍庫で、低温の水蒸気を機器の内部に行き渡らせることで、冬場でも夏場でもプログラムされた一定の温度と時間で解凍されます。それにより原材料などの品質劣化を防いでいます。自然解凍では解凍のムラが発生、時間がかかる、ドリップが出るなどの品質劣化要因がありましたが、プロトン解凍機ではそのようなことはありません。原材料の劣化は出来上がりの製品品質に大きく影響します。
プロトン解凍機